マメルリハ・インコのヒナのさし餌の与え方と注意点

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マメルリハ・インコのヒナのさし餌の与え方と注意点

マメルリハインコの画像マメルリハインコをはじめとしたインコをヒナ(雛)から育てるには、さし餌の内容と与え方を正しく理解することが大切です。また、さし餌を上手に与えると手乗りのインコに育ちやすくなるというメリットもあります。

 このページでは、マメルリハ・インコのさし餌与え方と注意点をご紹介しています。(

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マメルリハ・インコのヒナのさし餌の与え方と注意点

マメルリハ・インコのヒナは「さし餌」で育てる

 一般に小鳥専門店やペットショップにいるインコのヒナは、その多くが孵化してからおよそ3週齢前後で、こうした生まれて間もないインコのヒナは自分で餌を食べることができません。

 そこでヒナが自分で餌を食べることができるようになるまで、親鳥に代わって飼い主さんが自分の手で餌を与える「さし餌(さしえ)」と呼ばれる方法で育てます。

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 さし餌は抵抗力の未熟なヒナに、じっくりと時間と手間をかけながら餌を食べさせる育て方で、秋から冬にかけての寒い季節はヒナの飼育環境の温度管理が難しく、さし餌がはじめての飼い主さんにはちょっとハードルが高いかもしれません。

 そのため、さし餌でヒナを育てるときには、徐々に暖かくなってくる春になってからヒナを迎えるほうが安心です。

 ちなみに、マメルリハインコなどのインコや小鳥のヒナが多く出回るのが春と秋で、この時期はたくさんのヒナの中から選べるので、より健康で丈夫なヒナを見つけるのに適しています。

 また秋は冬に向けて気温が下がってヒナの温度管理が難しくなるので、さし餌が初めての飼い主さんは春にヒナを迎えるのがおすすめです。

 さし餌は、普通に成鳥のインコを育てる以上に手間と時間が必要ですが、インコのヒナをさし餌で育てると、飼い主さんの手のひらに乗ることに抵抗がなくなりやすく「手乗りインコ」に育ちやすくなります。

 初めての飼い主さんにはちょっとむずかしく思うこともあるとは思いますが、親鳥になったつもりで、温かい季節を選んでインコのヒナのさし餌にチャレンジしてみましょう。

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さし餌の回数は3時間おきに1日6回〜7回

 すでにご紹介しているように、マメルリハインコをはじめとした生後間もないインコに、飼い主さん自身の手でヒナ専用に作った餌を与えることを「さし餌」といいます。

 1日に与えるさし餌の回数は、飼い主さんがどれだけさし餌に時間を割けるかにもよりますが、生後3週齢くらいのヒナの場合、午前7時〜午後10時までの間で、およそ3時間おきに1日6回〜7回が理想です。

 そして、1回に与えるさし餌の量は、基本的には「ヒナがお腹いっぱいになって餌をほしがらなくなるまで」が目安と考えておきましょう。

 通常、生後3週齢を過ぎた頃から、さし餌の回数を徐々に減らして、シード(種子混合餌)やペレット(人工的な完全栄養食)に慣らしていきますが、一般的に小鳥専門店などにいるインコのヒナは生後3週齢くらいの場合が多いので、ヒナを迎えた最初の1日のさし餌の回数や与え方については、お店のスタッフの方の意見も参考にしてください。

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さし餌用の餌はパウダーフードとアワ玉の併用が理想的

 さし餌として与える餌は、以前はムキ粟(アワ)に卵をまぶして作るアワ(粟)玉が基本でしたが、アワ玉は栄養的にいえばシード(種子混合餌)と同様に、ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足しがちということもあり、現在ではパウダーフードと呼ばれるヒナ専用の完全栄養食の単用、もしくはパウダーフードとアワ玉を併用して与えるのが一般的となっています。

 もちろん従来どおりアワ玉だけでもヒナを育てることはできますが、ヒナに与える餌の栄養バランスが良くないと、成鳥になってから病気が出やすくなったりすることもありますので、できるだけ栄養バランスの良いさし餌を心がけましょう。

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さし餌の温度は38℃〜40℃

 マメルリハインコをはじめとしたインコや小鳥のヒナにさし餌をする上で、もっとも気をつけたいのがさし餌の温度管理です。

 さし餌の理想的な温度については、飼い主さんによって考え方の違いがあり、一般的には冷たいより熱いほうがヒナもよく食べる傾向があるせいか、つい熱くしてしまいがちなようです。

 とはいえ、さし餌があまり熱いと「そのう(消化機能のない餌をためる袋)」が低温やけどを起こす心配もあるので、熱すぎず冷たすぎない38℃〜40℃を目安にしましょう。

 また、さし餌は一度に作り置きして温めるのではなく、そのつど新しく作って与えるようにしましょう。

 さし餌をするときは、必ず手を暖かくして、ヒナを背中から手のひらで包み込むようにして持ちます。その際に、指にインコの足を止まらせるようにするとインコが安心して落ち着いて食べてくれるようになります。

 さし餌は、さし餌専用のスプーン(もしくは同様の小さなスプーン)で与える方法と、シリンジ(フードポンプ)を使って下のくちばしに流しこむように与える方法とがあります。

 さし餌専用のスプーンは、スプーンの先端が細くなっていてヒナが餌を食べやすい形状になっています。一方シリンジは注射器のようにパウダーフードをヒナのくちばしに流しこむように与えることができます。

 パウダーフードは、製品のパッケージに表示されている使用法にしたがって、指定された量をお湯に溶いて与えます。パウダーフードはお湯に解くときにダマ(お湯に溶けきれていないかたまり)にならないように注意しましょう。

 お湯に溶いたパウダーフードは、温度計や手の甲などに垂らして38〜40℃になるように調整してから、専用のスプーンやシリンジなどでヒナに与えます。

 ヒナは、ある程度お腹がいっぱいになるとさし餌を欲しがらなくなるので、そのうの膨らみ具合を見て、ちゃんと食べているかを確認します。

 もしもそのうが膨らんでいないのに食べたがらないときは、体調に問題があるか、さし餌の温度が適切でないなどの可能性があります。

 パウダーフードは、ヒナの成長に応じてお湯に溶く量を増やしていきますが、あまり濃いと食べにくくなるので、やや薄めに調整したほうが食べてくれやすくなります。

 アワ玉を併用するときは、お湯に溶かしたパウダーフードに、お湯でふやかしたアワ玉を混ぜて、給餌用スプーンで与えます。

 溶いたパウダーフードは、市販されているさし餌専用の給餌用スプーンが使い勝手もよく便利ですが、類似のちいさなスプーンでも代用することができます。使うときは、さし餌のたびによく洗って清潔を心がけておきましょう。

 さし餌は、万が一餌を与えている最中に落下してもケガの心配がないように、床に座って膝の上で手のひらにヒナをのせるようにして行うと安心です。また、手のひらの上でさし餌をすることで、飼い主さんの手に乗ることへの抵抗がなくなり、手乗りインコに育てやすくなります。

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生後1ヶ月くらいがひとり餌への切り替えタイミング

 生後20日くらいの頃から、鳥かご(バードケージ)のなかに皮(殻)つきのシード(種子混合餌)とボレー粉を少量撒いておくと、餌を拾って食べる「拾い餌」をインコが覚えるようになります。

 もしも成鳥になった時の餌をペレット(人工的な完全栄養食)にしたいときは、この段階でペレットを播いておくと、ペレットの味や香りに馴染みやすくなります。

 いずれの場合でも、鳥かごの床は網ではなく、キッチンペーパーや紙を敷いて、ヒナがひとりでも餌が拾えるようにしておきましょう。

 生後1ヶ月くらになって、インコのヒナが拾い餌をするようになり、1日のさし餌の回数を2〜3回くらいに減らせるようになったら、インコ自身が自分で餌を食べるひとり餌に切り替えるタイミングです。

 ひとり餌への切り替えの際には、餌と水と副食のボレー粉を別々の容器に入れて用意し、餌を食べているかを注意深く確認します。

 ちゃんと餌を食べているかどうかは、エサ入れに残った餌の量でも確認できますが、ケージ内に撒き散らしたりしていることもありますので、インコのそのう(消化機能のない食べた餌を一時的にためておく袋)が膨らんでいるかも確認しておくと確実です。

 また、シード食でひとり餌の切り替えをする場合は、青菜などの野菜を与えて不足しがちなビタミンなども補っておきましょう。

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インコのヒナがさし餌を食べてくれないとき

 インコのヒナがさし餌をたべてくれない理由には様々なものがありますが、まずさし餌の温度を確認してみましょう。

 インコのヒナはさし餌の温度にとても敏感で、冷えきってしまったさし餌は食べようとしません。もしも冷えてしまっているようなら、およそ38℃〜40℃を目安に、温かいものを新たに作りなおして与えてみましょう。

 次にインコのヒナの胸のあたりにあるそのうに、前に食べた餌が残っていないか確認してみましょう。もし、すでにある程度の量のさし餌を与えた直後に食べなくなったのであれば、もう充分お腹がいっぱいになったということですから、それ以上与えなくても大丈夫です。

 もしもさし餌を与えたのが数時間前であるにもかかわらず、そのうにたくさんの餌が残っているようであれば、消化不良をおこしている可能性がありますので、40℃程度のお湯をスポイトで少し吸い取って、くちばしから流し込みしばらく様子を見るか、獣医さんに状況を説明して判断を仰いでください。

 インコのヒナがさし餌を食べない理由として、ヒナの体が冷えてしまっている場合もあります。インコのヒナは、体温が下がりすぎても餌を食べなくなるので、飼育ケース内の保温ができているか確認してみましょう。

 それでもヒナが餌を食べてくれないときは、シリンジを使った強制給餌という方法もありますが、ヒナが餌を食べてくれいない時の対処法を誤るとインコの健康を損ねたり死んでしまったりすることもあります。

 また体調を崩しているときもヒナはさし餌を食べなくなります。自分で対処できない時は無理をせず獣医さんに相談して判断を仰いでください。

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 ●出典及び参考書籍

 「小動物ビギナーズガイド・インコ」(誠文堂新光社)/「インコ」(誠文堂新光社)/「かわいいインコの飼い方・楽しみ方」(成美堂出版)/「楽しく暮らせる かわいいインコの飼い方」(ナツメ社)/「遊んでしつけるインコの本」(誠文堂新光社)/「インコ: 住まい、食べ物、接し方、病気のことがすぐわかる!」(誠文堂新光社)ほか

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